>>49
遥かなる峰の頂、拝読いたしました。
青春という共通項のなかで、淡い性や暴力などセンシティブな事柄が書き表されていることが印象的でした。の読後感はスタンド・バイ・ミーに類似したものがあり、思春期独特のモヤモヤとした感情が書かれていたように思います。
素晴らしい作品だと思ったのですが、一点、イワサキが食べようとした私の好物は何だったのかなど、より具体性のある描写があると最後の象徴性とのコントラストが明示されやすいのかなとも思います。
次回作も楽しみにしております。
今後ともよろしくお願いいたします!
>>49
近藤さんの文章には透明感があって、いつも読後に爽やかな感じが残ります。中学校の三年間は小学校時代とは違って、暴力や性に関する最初の試練を受ける時期ですよね。
私も似たようなことは経験してきましたが、「イワサキ」や「輝美」のような存在はいませんでした。近藤さんの優しさにはきっとこの時の体験が根っこにあるのでしょうね。
次回の作品を期待しています。